葉桜から新緑の季節がまた、京都に巡ってまいりました。
毎年この美しい次期になると、東山の山並みを眺めtては、まだ来ぬ真夏の祇園祭が大変気に掛かり、今までの思い出と共に、今年はどのような祭りになるだろう? と想像を膨らませていく、楽しい季節の訪れでもあります。
皆様方のお陰をもちまして、本年27年目のボランティア活動をスタートさせていただきます。
そして、ご存じのように昨年秋、”祇園祭”がユネスコの無形文化遺産リストへ登録され、いよいよ我々の舞台は日本から世界へと拡がって参りました。
我々の活動が、即ち、1100年以上に渡る祇園祭という日本の伝統、文化、そして町衆の心の継承を、若者たちが心を一つにして連帯し支えていく様は、きっと日本のみならず、世界の人々の心に響き、お互いの理解、共生を促してゆく素晴らしい見本を発信できることと確信しております。
今年もまた、皆様の勇気あるご参加をお願いし、一人一人が支える巡行が終わり、流れる汗を拭った後に拡がる清々しい気持ちは、きっとあなたのこれからの人生を豊かにしてくれる事と思います。
あなたのご参加を心よりお待ち申しております。
<平成22年4月17日>