→ 京都・祇園祭ボランティア21 「ホーム」

ごあいさつ

京都・祇園祭ボランティア21
会長 和田 淳司


 
年は、皆様方の多大なるご支援、ご協力によりまして、我々祇園祭曳き手ボランティア21が無事25周年の節目の年を終えられた事、心より御礼申し上げます。
 皆様方の活動は、ある意味、千一百年以上の歴史を持つ祇園祭の中で新しく蕾を付け始めた小さな華のようなもので、これから咲かせていく大事な時期にさしかかって参りました。

 さて、本年、新たなる26年目がスタートいたしますが、変わりませず、若いエネルギーを結集して心より祇園祭の巡行を支えていきたいと思います。
参加するボランティアひとりひとりにとりまして、自分の持ち場を通じて、日本の伝統、文化そして歴史の真髄をハートで継承し、町内や地域そして若い仲間達との生きた連帯を身体で感じ、今までにない感動を共有できる場がここにあると確信しております。

2009年京都の夏、勇気を持って一歩を踏み出し、一緒に熱い汗を流そうではありませんか!!。

皆様の参加をお待ちしております。

<平成21年4月1日>

財団法人 祇園祭山鉾連合会
理事長 深見 茂 

 
  祇園祭曳き手ボランティア21の皆さまにお手伝い頂くようになりましてより、今や四半世紀を過ぎました。
現在では三十二の山鉾のうち、実に二十一基がボランティアの皆さまによって支えられております。

 それぞれの山鉾担当者の責任者指導のもと、毎年必ずしも同じ顔ぶれでないにも関わらず、各町内の役員の方々とよく協調して、担当山鉾の伝統に溶け込んで頂いているさまは、私自身が毎回つぶさに拝見し、誠に喜ばしく感じているところであります。

 このような協調関係はボランティアの役員・スタッフのご努力により、山鉾保存会との相互意見の調整交流がいっそう活発化するなど、いよいよ円滑緊密化してまいりました。
何卒今後とも相変わりませぬご支援、ご理解の ほどをお願い申し上げます。

 本年も祇園祭の山鉾は、「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコ無形文化遺産リストへの国内よりの登録推薦候補の一つに選ばれたことを受け、人々のいっそうの注目を集めることとなりましょう。

 「京都・祇園祭ボランティア21」の責任者の皆さま、そしてボランティアの皆さま、古い伝統の精神を新しい生命の息吹によって活性化してゆく、という無形文化遺産継承の要諦を今こそ示して頂くべき時です。

 何卒宜しくお願い申し上げます。

<平成21年4月1日>



KYOTO GIONMATSURI VOLUNTEER 21,Kyoto,JAPAN
 Copyrights (C)All Rights Riserved.

禁無断複製、無断転載。
    このホームページに掲載されている
記事・写真・図表などの
 無断転載を禁じます。