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ごあいさつ

京都・祇園祭ボランティア21
会長 和田 淳司


 
本年は、皆様方のお陰を持ちまして、祇園祭曳き手ボランティア21にとって節目の年である25周年を無事迎えることとなりました。
祭の歴史から見ればほんの一瞬に過ぎませんが、当日の天候や人数が集まるかどうか、又皆のコミュニケーションは上手くいくかと気を揉みながらの25年だったと思います。

 しかし我々がここまで続けてこられたのは、歴史を超えて日本の伝統文化を間近で直接この手 で触れることができる喜び・・、そして若い仲間達が熱い汗を流しながら連帯して千年以上続く祭を継承し後世へ伝えるお手伝いができる感動・・、これらの魂を揺さ振る様な貴重な体験を皆が毎年してきたからに違いありません。

 美しい自然の残る京都の地で、平成20年の夏、心騒ぐ祇園囃子を仲間達と聞きながら、人生の素晴しい1ページ を楽しんで飾ろうではありませんか!! 皆様の参加をお待ち申し上げます。

<平成20年4月1日>

財団法人 祇園祭山鉾連合会
理事長 深見 茂 

 
  祇園祭山鉾巡行の曳き手や舁き手としてボランティアの皆様にお手伝い願う様になって、本年、めでたく二十五年という記念の年を迎えました。
現在では三十二の山鉾のうち、実に二十一基がボランティアの皆様によって支えられております。

 毎年、必ずしも同じ顔ぶれでないにも関わらず、各町内の役員の方々とよく協調して、それぞれの山鉾の伝統に溶け込んでいただいているさまは、私自身が毎回つぶさに拝見し、喜ばしく感じているところであります。

 このような協調関係はボランティアの役員・スタッフのご努力により、山鉾保存会との相互意見の調整交流がいっそう活発化するなど、いよいよ円滑緊密化してまいりました。
何卒今後とも相変わりませぬご支援、ご理解の ほどをお願い申し上げます。

 本年も祇園祭の山鉾は、現代社会の新しい精神運動の申し子たるボランティアの皆様に支えられ、新たなる生命に輝いて巡行いたすでありましょう。
 「京都・祇園祭ボランティア21」の責任者の皆様、そしてボランティアの皆様、25周年記念を心よりお喜びいたしますとともに、どうか本年も宜しくお願い申し上げます。

<平成20年4月1日>



KYOTO GIONMATSURI VOLUNTEER 21,Kyoto,JAPAN
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