(2009年8月16日更新)
■鉾と山の解説

 ・巡行する鉾のうちで最大のものは、約12トン(約3,200貫)に達する。
また、これの組立、曳出し、巡行、及び解体には延約180人もの人手を要するのである。
次に船鉾を除いた各鉾の大体の大きさと構造についてのべよう。

 

鉾・曳山 (hoko・hikiyama)
「重 量」
 約7〜9トン (巡行時約 8.5〜12トン)
「高 さ」
 地上から鉾頭迄 約 25メートル(約 80尺)
 地上から屋根迄 約 8メートル(約 26尺)

「車 輪」
 直径 約 1.9メートル(約 6尺)前後
「屋 根」
 長さ 約 4.5メートル(約15尺) 
 巾 約 3.5メートル(約11尺)前後
「鉾 胴」
 長さ 約 3.5メートル(約11尺)      
 巾 約 3メートル(約10尺)
 
「石 持」
 長さ 約 6メートル余(約20尺)
「囃子舞台」
 4畳半〜6畳(8〜10平方メート ル)
「曳 子」
 鉾の巡行に当り綱を曳く役 40〜50人
「音頭取」
 曳子と車の操作の上に立つ指揮者2人

       (辻を曲る時のみ4人)
「屋根方」
  鉾の屋根で真木の動揺を加減し、
 電線等の
傷害を調整する役 4人
「囃子方」
 囃子舞台には35〜40人が乗り込む

山 (yama)

 各山とも構造、重量に大差なく、その飾り金具、人形の大きさにより多少重量が異なる程度で、大体次の通りである。

「重 量」
  約0.5〜1トン

「舁 方」
 
14 人〜24人

 山の中でも岩戸山、北観音山、南観音山は曳き山で形態は鉾と同じく、 ただ真木が松の木で高さは地上約15メートル(約50尺)ある。




【 山鉾の配置 】



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